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2021.08.06
【広告】膝・腰を支える ザムストのサポーター
サバイバル登山家 服部文祥も常用
文◎服部 文祥 写真◎亀田 正人 協力◎日本シグマックス
膝痛との付き合い サポーターは必須装備に
大滑落で二回入院したことと近眼を除けば、身体的な故障がないことが若いときの唯一の才能だった。だがそれも46歳の夏でおわった。横浜市の陸上記録会の3日後に、タータントラックで練習をしていたら、ビビッという音とともにアキレス腱に激痛が走ったのである。
すぐに走るのを止めたが、結局、ひと月ほど脚を引きずって歩き、その後、練習を再開したら今度は膝に痛みが出た。スポーツ整形にも行ったが故障箇所ははっきりとはわからず、ライフワーク兼仕事である山登りをやめるわけにも行かず、私は膝痛と付き合いながら生きるオッサンになった。
膝のサポーターは私にとって、靴や衣類と同じ必需品になった。散らかった部屋でサポーターを探すとき「膝ない?膝」と言ってしまうほどだ。
そんなサポーターも、はじめてスポーツ用品店のサポーターコーナーに買いに行ったときには、途方に暮れた。数多ある膝サポーターのどれが自分のケガに合っているのかわからず、適合するサイズもわからず、どうしていいかわからなかったのである。
なんとなく手頃な値段の柔らかめのものをまず購入してだましだまし登り、長期山行の前に不安になって、少しずつしっかりしたサポーターに買い替えるというのがパターンになった。
過去の写真を見ると、三年前の南会津から奥利根への継続サバイバル遡下降では、両膝をがっちり固めて歩いている。二年前の東大鳥西ノ俣では左足だけサポーターを着けている。じつは現在、コロナ禍で陸上大会が軒並み中止になり、追い込んだ練習をしない期間が続いたことで、膝の痛みは小康状態になっている。長い下山後に熱を持った軽い痛みがでる程度だ。
着けやすくて快適 そして安心感の高いサポーター
今回、久しぶりに手に入れた「新しい膝」を付けてみた。日本の医療機関でかなりのシェアを占めているというザムストである。
特徴は着けやすいこと、伸びがよくサイズ選びがシビアではないこと(モンベルストアには脚周りを計るメジャーが常備されている)、軽くて柔らかいのにサポート力があること、膝裏の生地が薄くて通気性が良く、肌にやさしいこと。
痛いのが片足でもサポーターは両膝に着けるのがよいと私は思っている。片足だけだと痛くないほうの膝が痛くなるというアスリートの証言は多い。
今回両足に着けたのは、EK-5というモデルだ。市販されているザムストのサポーターの中ではがっちりサポートしてくれるタイプだが、手に持った感じは柔らかくて軽い。膝に付けたときに、ぐっと包み込まれる安心感がある。そのうえ膝裏の素材が薄くて膝を曲げやすい。
久しぶりに膝が痛くなることを心配せずに、楽しく歩くことができた。特に下りで心強い感じがする。
サバイバル登山の装備は最小限のはずなのだが、いつの間にかサポーターは必須装備になっている。
左右兼用で上下に面ファスナーがあり、簡単にそして的確に装着できる
腰のサポーターも使ってみた。全体をやさしく包み込む感じがして安心感がある
●服部 文祥(はっとり ぶんしょう)
登山家・岳人編集部。オールラウンドに登山、テレマークスキー、自転車、毛ばり釣りなどをこなす。近年はサバイバル登山と称して、食料現地調達の山登りを行っている。『ツンドラ・サバイバル』(みすず書房)で、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。
ラインアップ
■ 膝のサポーター
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膝や太ももの形状に的確にフィットし、容易に圧力の調整もできる構造。膝裏部分は通気性を確保しつつ、適度な圧迫力を備える(EK-5)
■ 腰のサポーター
軽くてかさばらない。腰をサポート
ザムスト(ZAMST)は、全国のモンベルストアでも取り扱っています。
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※在庫状況は店舗によって異なります。詳しくは、各店へお問い合わせください。
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「ザムスト(ZAMST)」は、医療機器分野で高いシェア率を誇る日本シグマックス株式会社によるスポーツ向けサポート・ケア製品ブランド。医療現場で培った知見と技術により、スポーツでの怪我の予防、パフォーマンス向上を目指した製品の開発、製造を行っている。
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