ホーム  >  新着情報  >  【PR】「やまなしハイキングコース100選」 紅葉を愛でる山歩き

新着情報

新着情報

2022.09.15 【PR】「やまなしハイキングコース100選」 紅葉を愛でる山歩き

山梨県の山をもっと身近にもっと楽しく
やまなしハイキングコース100選

写真◎(株)サンニチ印刷

山梨県が誇る豊かな山岳景観や自然環境を、多くの人に満喫してもらうために、今年9月に誕生した「やまなしハイキングコース100選」。登山初心者やファミリーなど幅広い層におすすめできるコースを、県内のすべての市町村から選んでいる。コースガイドや魅力を詰め込んだ無料冊子や、公式WEBサイトを見て、山梨県の山に出掛けよう!

詳しくわかりやすい無料ガイドブック

100のコースすべてに、見どころやアドバイス、地図、コースタイム、エリアごと満喫するためのモデルコースや立ち寄り場所をわかりやすく掲載。監修・アドバイザーには山旅の達人として、甲斐駒ヶ岳七丈小屋の管理人でピオレドールクライマーの花谷泰広氏と、低山トラベラーの大内征氏が企画参加! 魅力的なコースが揃い、どこに行こうか悩んでしまう充実ぶりだ。冊子は無料で、山梨県内の各市町村観光課、JR中央線の高尾駅、大月駅、勝沼ぶどう郷駅、甲府駅、韮崎駅、小淵沢駅、関東圏のモンベルストアなどで入手できる。詳しくは公式WEBサイトへ。
公式ウェブサイト>>

※大変ご好評をいただき、ガイドブックは現在入手困難となっています。増刷を含め対応策を検討中ですので、いましばらくお待ちください。最新情報を公式ウェブサイト、公式インスタグラムで発信しています。(2022年9月中旬時点・山梨県観光文化部観光資源課より)

 
幅広い層が楽しめる

多くの人に楽しんでもらえるように、片道1~2時間で、整備も行き届いたコースを中心にセレクト。登山の経験が浅くても心配が少なく、家族や友人を誘って山のおもしろさを分かち合える。
JR中央線や中央自動車道が県の中心部を通る山梨県は、都心部からのアクセスも良好。冊子を見て、気が向いたときに出掛けられる手軽さも魅力だ。

興味に応じて選べるテーマ設定

コースの魅力を「富士山眺望コース」「やまなみ絶景コース」「森と渓谷コース」「花と絶景コース」「里山散策コース」「歴史探訪コース」の6つに分類。好みや興味関心、季節に合わせて選ぶことができる。

 
公式WEBサイト、Instagramで広がる楽しみ

冊子に載せきれなかった写真やコース情報、季節ごとのおすすめコースを発信する公式WEBサイトが同時オープン。自分にぴったりのコースが見つかる検索機能も搭載。スマートフォンにも対応する。
Instagramアカウントも開設。9月末までハッシュタグキャンペーンを実施中!

公式ウェブサイト>>
公式Instagram>>

 
「やまなしハイキングコース100選」より
紅葉を愛でる山歩き

四方を大小様々、多数の名峰に囲まれる山梨県。秋にはその豊かな山や谷が見事に彩られる。9月からスタートした「やまなしハイキングコース100選」から、初級者でも日帰りで行ける秋の絶景コースをほんの一部紹介する。

羅漢寺山らかんじやま弥三郎岳やさぶろうだけ
奇岩と絶景の連続 歴史情緒ただよう祈りの道

1058m(甲府市・甲斐市) 約3時間10分

覚円峰昇仙峡を代表する高さ約180mの覚円峰。下山後の観光に(写真◎昇仙峡観光協会)

渓谷沿いに巨大な花崗岩の岩塔が林立し、国内有数の景勝地で、日本遺産でもある昇仙峡。紅葉に埋め尽くされるさまは仙境を思わせる。この一帯の中心の山が羅漢寺山(弥三郎岳ほか2峰の総称)だ。南にある長潭(ながとろ)橋から山頂まで3時間ほどで、紅葉はもちろん、奇岩怪石や、低標高とは思えぬ絶景が楽しめる。
この道は北にある金櫻神社に詣で、御神体である金峰山へ通じる山岳信仰の道(御嶽古道)の一部であった。江戸時代には歌川広重もここを歩き、その光景を絵に残している。
絶景ポイントは白山展望台と弥三郎岳。白山周辺は風化した花崗岩が白砂となって山肌を美しく覆う。弥三郎岳山頂の広く大きな岩からは周囲を一望できる。周辺は急な岩場なので、転倒しないよう注意を払おう。
下山にはロープウェイが便利だ。

 

[DATA]
コースタイム
長潭橋(1時間45分)白山展望台(1時間)弥三郎岳(25分)昇仙峡ロープウェイ
アクセス
[行き]JR甲府駅南口(山梨交通バス29分)昇仙峡口(長潭橋)
[帰り]パノラマ台駅(昇仙峡ロープウェイ約5分)仙娥滝駅(徒歩約5分)昇仙峡滝上(山梨交通1時間9分)JR甲府駅南口
[マイカーの場合]中央道甲府昭和IC(約12km)昇仙峡天神森市営無料駐車場(長潭橋・約60台駐車可)※帰りはバスで昇仙峡口(長澤橋)へ戻る
問合せ先
甲府市観光課 Tel.055-237-5702、昇仙峡観光協会 Tel.055-287-2555、甲斐市商工観光課 Tel.055-278-1708

大室山おおむろやま
かえり見る富士の高嶺とブナ林の静かな山頂

1587m(道志村) 約6時間25分

富士山大室山へ登る途中、振り返れば富士山が見える(写真◎小瀬村 茂)

丹沢山系の西、神奈川県との県境でひときわ存在感を放つ大室山。丹沢の中で蛭ヶ岳(1673m)、檜洞丸(1600m)に続き、3番目に高い。
途中の加入道山(かにゅうどうやま)までに数箇所崩れている場所があるので注意。
登りながら振り返ると、頂上部を白く飾り始めた富士山や南アルプスの山々が望める。特によく見えるポイントは破風口の急登を終えたところだ。大室山頂周辺は整備が行き届き、木製の階段を登ると、黄葉するブナに囲まれた静かな山頂に着く。
帰りは樹々の間から富士山を望みながら往路を戻る。

 

[DATA]
コースタイム
加入道山登山口(2時間20分)加入道山(1時間20分)大室山(1時間15分)加入道山(1時間30分)加入道山登山口
アクセス
[マイカーのみ]中央道相模湖IC(約30km)加入道山登山口駐車場。または中央道都留IC(約21km)加入道山登山口駐車場(約60台)
問合せ先
道志村産業振興課 Tel.0554-52-2114

西沢渓谷にしざわけいこく
色鮮やかに飾り立てられた美渓、美瀑を間近に歩く

1370m(山梨市) 約3時間15分

西沢渓谷 貞泉の滝付近貞泉の滝付近。渓谷の美しさに目を奪われるが通過は慎重に(写真◎津留崎 健)

奥秩父の国師岳周辺に端を発し、国内屈指の渓谷美と称される西沢渓谷は、秋になって一層美しく染め上げられる。3時間ほどのハイキングで、心奪われる景色に幾度となく出会えるだろう。
道は渓谷の左岸に沿って続く。よく整備されているが、沢沿いの濡れた岩の上を行くところもあるので、足を滑らせないように気をつけよう。美しい流れと豪快な滝が連続し、飽きることがない。
「七ツ釜五段の滝」(※)を眺めたら、帰路は右岸の中段に続く軌道路コースをたどる。
※最も有名な「七ツ釜五段の滝」は、間近に見ることができる「滝見橋」が落石により損傷したため、迂回歩道の先から離れて見ることができる。迂回歩道には急登箇所があるので注意。

 

[DATA]
コースタイム
西沢渓谷入口(30分)西沢山荘(1時間20分)迂回歩道(1時間25分)西沢渓谷入口
アクセス
[往復]JR山梨市駅(山梨交通バス約1時間)西沢渓谷入口
[マイカーの場合]中央道一宮御坂IC(約31km)西沢渓谷市営無料駐車場(約60台)
問合せ先
山梨市観光課 Tel.0553-22-1111

お問い合わせ先
山梨県観光文化部観光資源課 Tel.055-223-1576

山梨県からのお知らせ
低山ハイクでも万全の備えを
出発前からはじめる安全登山の心掛け

日帰りのハイキングといえども油断は禁物。低山であっても山であることは変わりません。むしろ有名な山に比べて、歩く人が少ないために、道が荒れていたり不明瞭だったりすることもあります。
出発前にはガイドブックや、地元自治体、観光協会が出している情報、山のグレーディングをチェックし、◎自分の力量に見合っているか、◎ゆとりをもって日没までに下りられるか、◎水や食料は足りるか、◎装備は万全か、◎悪天の予報は出ていないか、◎体調に不安はないか、といったことを毎回必ず確認しましょう。
秋はあっという間に日が暮れ、思った以上に冷え込みます。下山が遅れ、日没後に行動するのは大変危険です。「使わないだろう」と油断せず、ヘッドランプや防寒着は忘れずにザックに入れておきましょう。同様に、予報は晴れでも防寒着にもなるレインウエアは欠かせません。

レインウエア上下、防寒着、滑りにくく足を保護してくれる登山靴 、ヘッドランプにコンパス、エリアマップは、低山であっても欠かさず持っていきたい

どんなところでも登山届の提出は必須

万が一遭難し、連絡が取れない状態に陥った場合、早期の発見、救助のために重要なのが登山届です。できれば事前に作成し、県警に提出したり(WEBで可能)、近しい人と共有しておくことが望ましいですが、登山口などに設置されたポストからも提出できます。数行の情報と少しの時間で、助かる可能性が高まることを考えれば、出さない手はありません。
近年は登山アプリ「コンパス」からも提出できるようになりました。スマートフォンを使って、登山計画の作成と同時に簡単に登山届が提出でき、近しい人と共有しやすいのも魅力です。

登山口のポストから簡単に提出できる

引き続き意識したい感染症対策

新型コロナウイルス感染症の対策も、登山時のエチケットとして引き続き心掛けましょう。
混雑する山を避けたり、少人数で登るようにしたり、すれ違い時や休憩時、山小屋などの屋内では口を覆ったりおしゃべりを控えたり、マスクを着用するようにします。また、登山前に検温し、少しでも風邪の症状があったら登山を控えてください。

より詳しい情報はWEBサイトをご覧ください。

山梨県「山梨の登山・山岳情報ポータル

山梨県警察「コンパス、登山計画書の提出方法

イラスト◎神田めぐみ

一覧へ戻る


このページのトップへ